薬の飲み方は必ず薬の袋(薬袋)に書いてありますのでよく確認して飲んでください。
薬は病気の状態によって「いつ飲めば効果的か」「飲み忘れがないのか」「悪い作用が出ないか」を考えて決められています。
用法には次のようなものがあります。
- 起床時
- 起きてすぐ(朝食の前)に服用します。
- 食前30分
- 食事をとる30分前を目安とします。
食事によって吸収が低下するような場合などにこの服用方法が選ばれます。
- 食直前
- 食事をとる直前に服用します。
食前5~10分以内を目安とします。
- 食直後
- 食事を終えた直後に服用します。
胃の中に食べ物がある状態でないと吸収が悪かったり、副作用が強くなる場合などに この服用方法が選ばれます。
- 食後30分
- 食後30分を目安にします。必ずしも30分待つ必要はなく、お腹が落ち着いたころに服用します。
- 食間
- 食事と食事の間の空腹時のことで、食後2時間を目安とします。
- 寝る前
- 就寝前に服用します。眠剤などは布団に入る時に服用するようにしましょう。服用したのに眠らなかったり、 途中で起きたりすることで副作用が現れることがあります。
- 頓用
- 毎日定期的に服用するのではなく、必要な時だけ服用することです。痛み止めや解熱剤がその例です。